教育・療育・医療について | キッズライブラリ | 株式会社キッズパワー

自閉症・広汎性発達障害がある子供とご家族向けの個別訪問・集団セラピー、ペアレントトレーニング等。

自閉症・広汎性発達障害がある子供とご家族向けの
個別訪問・集団セラピー、ペアレントトレーニング。

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Kid's Library

教育・療育・医療

『発達障害がある子のための おうちでできる就学準備』 道城裕貴(神戸学院大学人文学部人間心理学科准教授)寺口雅美(株式会社Kid's Power)著

定価1,.800円+税
B5版 192頁
合同出版


就学を控えて何だか不安だけれど、何をしておいたらよいかわからない・・・
そんな声にお答えすべく、学校特有のルールを教える方法と発達障害がある子どもたちがよくとる行動や対処法をご家庭で取り組んで頂けるようにまとめました。

実際に学校生活で経験する前にご家庭で個々の行動を練習しておくことで、こどもが学校生活のなかで「できた」経験を重ねることができ、子どもの自信につながります。さあ、子どもがより良い学校生活のスタートを切るためにも、本書を使ってご家庭で練習してみましょう!
もちろんすでに就学されている方にも今学校でうまく出来ていないことをご家庭で練習して頂く際の参考にして頂けます。

目次(一部抜粋)
あいさつをする
名前を書く
丸つけをする
空書き
手をあげて発表する
ほうき・ちりとりを使う
手紙を連絡袋にしまう
体操座りをする
順番に並ぶ
給食を食べるなど


『ABBLS』 Mark L.. Sundberg, Ph.D./James W. Partington, Ph.D. Behavior Analysts, Inc.

 コミュニケーションを教えるためのアセスメントスールであり、プログラムでもあります。具体的なプログラムなので使いやすいと思いますが、英語と日本語との言語の違いを考慮して使う必要があると思います。
 このプログラムの中で特に重要な部分は、マンド(要求言語)の部分だと思います。タクト・イントラの部分になると物足りない感じがあります。あと、社会性や遊びの部分については余り記載されていないので別立てでプログラムが必要であることと、コミュニケーションの中でも要求言語より高いレベルの内容になると、この本のプログラムだけでは厳しいと思います。
 が、これ以上に、具体的にコミュニケーションについて書かれている本は少ないと思います。
最近、この本の改訂版が出版されました。私もまだ詳しく読んでいないのですが、カテゴリーうち、ソーシャルスキルのところがたくさん増えていました。
http://www.difflearn.com/prodinfo.asp?number=DRB%20500&top